一般社団法人安城青年会議所会員の皆様におかれましては、日頃より青年会議所活動にご理解のもとご尽力賜りまして心より御礼申し上げます。

　先月は、新型コロナウイルスによる２度目の緊急事態宣言が発出され、様々な人の流れに大きな制限が課されました。出口の見えない疫病との闘いに漠然とした不安を感じられる方は多いかと思います。そして、そうした不安心理が、感染した方やその家族、医療従事者などに対する差別や偏見、誹謗中傷につながることも懸念されています。その反面、日々報道される感染者数に慣れてきている現状もあり、改めてこの感染症の脅威を真摯に受け止め、自分たち自身の感染症対策を徹底していくよう心がけましょう。現在も緊急事態宣言中であり、経済活動や医療現場にも大きなダメージを与え続けており、終息の兆しは未だに見えてはおりません。京都会議も本来であれば、京都の地にＬＯＭメンバーが集結し、１年の決起をする機会ではありましたが、本年度はすべてオンライン化され、昨年に引き続き世界的な感染拡大が色濃く反映された京都会議となりました。２０２１年度は始まったばかりですが、京都会議に表されるように、この１年間は今まで通りのやり方、今まで通りの考え方では、私たちが目指すべき明るい豊かな社会の実現には程遠い結果しか残らない１年になってしまいます。今しかできないこと、今だからこそできること、今この瞬間が新たなイノベーションだといつか言われるぐらいの気概を持って青年会議所活動に励んでください。安城青年会議所のメンバーなら必ずできると私は信じています。引き続き徹底した感染症対策と未来を切り拓く青年会議所活動の両立にご理解ご協力のほど宜しくお願い致します。

　また、１月例会におきましては、富田清治ＯＢクラブ会長をはじめ、多くのＯＢＯＧ特別会員の方にもご出席して頂き、新年賀詞交歓会を開催することができました。多くの先輩方から励ましや応援のお言葉を頂き、コロナ禍であっても、この先輩方との人脈があるからこそ、安城青年会議所は前に進んでいけることを確信致しました。山本里美委員長をはじめとしますＪＡＹＣＥＥ　ＰＲＩＤＥ向上委員会の皆様におかれましては、徹底した感染症対策を講じた上でのご設営にご尽力頂き、心より感謝御礼申し上げます。

　結びに、一日も早いコロナ禍の終息を願うとともに、安城青年会議所会員一人ひとりの活動が新たな時代の礎となりますことを心からご祈念申し上げまして２月のご挨拶とさせて頂きます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

Ｇｏｏｄ　ｉｄｅａ！

２０２１年　２月１日

一般社団法人安城青年会議所

第６２代理事長　笠原昇悟

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